ONE PLACE off shot interview

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Vol.3

イラストレーター
柴崎マイさん
Mai Shibasaki

Profile

埼玉県出身。女子美術大学造形計画専攻グラフィックデザインコース卒業。イラスト関連の会社の事務職を経て、フリーランスのイラストレーターに。女の子や女性を主役にした人物イラストレーションを描き、広告、TV、書籍、雑誌等、幅広い媒体に提供。妊娠を機に「女性が幸せになる心と体のビューティ」をテーマにしたイラストエッセイを始める。2010年には初の著書となる『産後ビューティ』を出版。現在はイラストレーションとイラストエッセイというふたつの軸で活動をしている。『たまごクラブ』(ベネッセコーポレーション)にて『きれい妊婦のエッセンス』も好評連載中。

リアルに向かいあえる
ママビューティを探究したい

小さい頃からの夢をかなえ、イラストレーターになったという柴崎マイさんだが、ここまでくるにはさまざまな苦労もあったという。彼女を支える家族との付き合いかた、そしてこれから何を目指すのかをうかがった。


夢を追い求めてフリーのイラストレーターに

女性誌やママ雑誌で大活躍のイラストレーター・柴崎マイさん。小さい頃から絵と文を書くことが好きだったという彼女は、小学校の卒業文集には『童話作家になりたい』と夢を綴っていた。
「中学生くらいでイラストレーターという職業を知って、大学は美大に進みました」
大学時代は雑誌のカットイラストを描くバイトをすることも。卒業後はイラスト関係の事務所に就職するものの、作品の管理や貸出の手続きなど、事務的な仕事がメインだった。
「やっぱり自分でイラストを描きたいと思って、飛び出しちゃったんです。深く考えずに。後から苦労することになって、ちょっと後悔したこともあったんですけど(笑)、いま考えると、あの経験があったからこそいまの自分があるんだな、と思っています」
フリーランスになって最初の仕事はTVのキャラクターの仕事。月に1回、雑誌の表紙のイラスト連載が決まるなど、1年くらいは順風満帆だった。
「雑誌の表紙の連載がなくなり、慌てて営業活動を始めたんです。いろんな出版社に作品を持って売り込みをしました。その成果もあり、少しずつお仕事が増えましたが、フリーランスという不安定な状態に不安になることも多かったです」

肌も心も不安定な時期を乗り越え、見つけた夢

その頃から広告関連の仕事も入るようになり、たまに仕事で付き合いのあった広告業界の男性と結婚。家族がいるからこそ自分の夢を見つけることができ、夢に向かって進むこともできるという柴崎さん。結婚後数年が経ったいまでも、日々反省しながら、感謝の気持ちを伝えることを大事にしているという。
「実は私、敏感肌中の敏感肌なんです。10代後半の頃は肌が荒れて荒れて。やっと治ってきたと思ったら、20代後半は独立と仕事の不安定さで今度は心が荒れて……(笑)。でも、結婚して支えてくれる人と出会うことができて、精神的に不安定な時期を抜けることができたんです。そこで、ああ、本当のきれいって心と体の両方がキラキラしてなくちゃダメなんだなって思って。これからは女性の方たちに向けて『女性が幸せになる心と体のビューティ』を探して伝えていきたい、と考えるようになったんです」
それからはイラストの仕事は受けながらも、ブログも始め、日々のビューティ情報を掲載するように。その矢先に、妊娠が判明した。

人生のシーンに合わせ、
女性のためのビューティを発信していきたい

「妊娠中や産後は、そのときならではのビューティ情報をブログに掲載するよう心がけました。その過程で妊娠中や産後のビューティ情報って、意外と少ないなって気付いて。産後半年くらい経ち、育児にも少し慣れてきた頃から持ち込みを始め、幸運にも書籍化が決まりました。初めての書籍作成はデザイナーさんや編集さんなどみんなの力が合わさってよりよくなっていく過程に、とてもやりがいを感じました」
柴崎さんの初著書『産後ビューティ』はリアルな経験をもとに書かれており、美容グッズのお問合わせ先が掲載されているなど実用性も高く、多くの女性に支持される1冊になった。現在はお子さんも保育園に通い、さらに仕事の幅を広げていきたいと、現在でも出版社に持ち込みをしている。また、書籍出版を機に講演やセミナーを行うなど、新たなチャレンジも。
「外見もメンタル面も年とともに変わっていくし、人生のシーンごとにビューティの形っていろいろありますよね。結婚、出産もそうですし、ママ業や仕事が忙しいときの時短美容とか、40代になったらアンチエイジングとか。そんな変化に合わせて、女性がハッピーになれるビューティ情報を伝えていきたい。いまは、リアルに向かい合えるママビューティを探求していきたいんです。イラストは原点なので、これからもずっと続けていきたいと思っています。でもそれだけではなく、さらに今後は書籍やセミナーなど、他の形でも、ビューティ情報や楽しい気持ちを伝えていきたいです」
いずれは同じ悩みを持つ敏感肌の方向けメイク商品のプロデュースもしたいと語る柴崎さん。子供を育て、家族に感謝しながらも自分の夢をしっかりと見据え、一歩一歩まっすぐに進む。そんな彼女の生き方は現代の働く女性たちにひとつのスタイルを提示していくだろう。

  • Q1.最近のマイブームは何ですか?
    家のベランダで娘をビニールプール入れること。
  • Q2.最近のお気に入り(イチオシ)美容グッズはなんですか?
    著書『産後ビューティ』のP150でも紹介しているフラワーフェイスアップローラー! 最近は家の中で歩いているときやTVを見ているときなど、暇さえあればコロコロしています。
  • Q3.いつも使用している、最愛の仕事道具を教えてください
    美大時代からイラストの線を描くときに使っているのは、PILOTのハイテックCの黒。0.3、0.4、0.5を使い分けています。書き心地が自分にフィットするんです。
『産後ビューティ』(¥1050/ワニブックス)

ママに向けた体と心のビューティメソッドをイラストエッセイで紹介。
また『たまごクラブ』(ベネッセコーポレーション)にて『きれい妊婦のエッセンス』も連載中。


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